歌 うまくなる 方法 『耳を育てる』

 

発声練習に「叫びの壷」

 

 

『耳を育てる』

 

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こんにちは、soukyu06です。

 今日も、歌唱力UPになる、得点UPに繋がる

役立つコンテンツをお届けして行きます。

 

それでは、今日の本編をはじめていきましょう。今日は、『耳を育てる』をお伝えします。

それでは、また次回のブログでお会いしましょう。
失礼します!

 


歌がうまくなるためには、耳を鍛えなければなりません。

「耳を育てる」と、言ってもいいでしょう。

まずは、自分の声が、他の音と溶け込む感覚を養います。

音楽をする人にとって一番大切な物は何でしょうか。それは何と言っても「耳」です。耳がなければ音を聞くことができず、音楽を楽しむこともできません。
 ベートーベンは晩年耳が聞こえなくなっても作曲を続けましたが、それは、幼いときから音楽の英才教育を受けていたらできたことです。もし、生まれつき耳が聞こえない状態であれば、作曲家になることはなかったでしょう。

 生まれつき、自分の音楽を心の中に持っている人などいません。色々な音楽を体験して、勉強して、それで自分の音楽をその中から見つけます。耳はそうした音楽の入り口なのです。でも、音楽をする人の場合、ただ聞こえるというだけの耳では不十分です。では、どういう耳が必要なのでしょうか。

 

 

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「聴く」とはどういうことか

 

 辞書には「聴く」ということを「音や声を感じ取ること」と書いてあります。しかし、人間の耳の仕組みや聴覚神経・脳の働きを調べると、これはとても大変な作業です。その仕組みを詳しく述べると一冊の本になってしまうので説明は省きますが、人間の耳はただ流れてきた音を自然にとらえているのではありません。
 音が流れてくると、ちょうどラジオのチューナーを合わせるように、自分が聴きたい音を選びます。そして、選ばれた音を詳しく分析して、その意味を理解します。これが「聴く」という作業です。そして、これは訓練することによってその能率や精度をあげていくことができます。つまり、ただ何となく聞くのではなく、特別な努力を払うことによって「聴く力」が養われていくのです。


 この「聴く力」がある人は良い演奏と悪い演奏を聞き分けられます。良い演奏を聞き分けられる人は、自分の演奏を良い演奏へ近づける努力をすることができます。先生がどれだけ注意しても、自分で良い演奏かどうかがわからないのであれば、教わったことは身につかないものです。なぜなら、最終的に自分の演奏が良いか悪いかを判断するのは自分自身だからです。自分の演奏が良くても悪くてもどうでもいい人は、何の努力もしないのではありませんか。ですから、「聴く力」のある耳が必要になります。

 

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どのように育てるか

 まず必要なことは、他人の演奏を真剣に聴こうとする態度です。「聴こう」という気持ちがなければ、何も聞こえないのと同じです。次に、生の音楽にふれることです。富良野のような田舎ではプロの音楽家の演奏を聴く機会はとても少ないですが、なるべく機会をとらえて演奏会に足を運びましょう。そして一番重要な点として、何が良かったかを家族で話し合うことです。色々な意見を聞くことは価値観を育てることになります。批判的な会話でなく、築き上げる会話を心がけるなら、視野の広い価値観を持つことができます。これは人格形成の上でも大切な分野です。ぜひ、ご家族で考慮して下さい。

 

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音楽を聴く具体的なポイント

 

 では音楽を聴くときにどのようなことに注意して聴くべきでしょうか。参考となる点をいくつかあげておきます。

・音色や音の響き

・リズムとテンポ

・スラーやスタッカートの付け方

・強弱の付け方

・メロディの流れ

・それぞれの楽器やパートの役割(アンサンブルの場合)

 また、プロの演奏会を聞きに行く機会があるなら、その表情や腕の使い方にも注目してください。よく「手の形を見なさい」と子供に言っている母親を見かけますが、実際は手の形よりも肘や腕の使い方を見るべきです。なぜなら、手の形は人それぞれ手の大きさが違うので、手の小さい人が手の大きい人のまねをしようとしても無理な話だからです。

 このように何か目標を持って聴くことは良い訓練になります。もちろん、肩肘を張らずに気軽に聴くことは悪いことではありません。ただ、色々なことに注意して聴くなら、そこからたくさんのことを学ぶことができます。また、自分の演奏を客観的に評価する助けにもなります。良い耳は良い演奏につながるのです。

 

発声練習に「叫びの壷」

 

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